尖閣諸島の自然


尖閣諸島の魚たち

左:イルカ    右:アカマダラハタ

目次

番号
魚名
番号
魚名
− あ行 −
(112) コロダイ
(001) アオウミガメ
(002) アオチビキ
− は行 −
(003) アカヒメジ
− さ行 −
(501) ハカツオ
(004) アカククリ
(201) サザナミヤッコ
(502) バショウカジキ
(005) アカマダラハタ
(202) サメ
(503) ハナビラウツボ 
(006) アヤメエビス
(203) サワラ
(504) ヒメフエダイ
(007) イシガキダイ
(204 シイラ
(505) ヒレナガカンパチ
(008) イソマグロ
(205) ジャノメマナコ
(506) フカ
(009) イタチザメ
(206) シュモクザメ
(010) イヌザメ
(207) シマコショウダイ
(011) イルカ
(208) スミツキカノコ
(012) インドカイワリ
− ま行 −
(013) ウツボ
(601) マイルカ
(014) エラブウナギ
(602) マカジキ
(015) オオメジロザメ
(603) マグロ
(016) オニヒトデ
− た行 −
(604) マス
(301) タイマイ
(605) マダイ
(302) タテシマキンチャクダ
(606) マダラハタ
− か行 −
(303) ツムプリ
(607) マンビキ
(101) カジキ
(304) テングハギモドキ
(102) カスミアジ
(305) トビウオ
(103) カツオ
− や行 −
(104) カッポレ
(701) ヨスジフエダイ
(105) クエ
(106) クジラ
− ら行 −
(107) クロカジキ
− な行 −
(702) ロウニンアジ
(108) クロハタ
(401) ナンヨウカイワリ
(109) コブシメ
(402) ナンヨウハギ
(110) ゴマモンガラ









尖閣諸島近海で見られる可能性の高い魚
番号
魚名
番号
魚名
(014) エラブウナギ
(205) ジャノメマナコ
(015) オオメジロザメ
(301) タイマイ
(109) コブシメ
(07)





沖縄トラフの魚

番号
魚名
番号
魚名
(ot-01) イモリザメ
(ot-
00)
沖縄トラフについて
(05)
(ot-02) タイワンザメ
(ot-03) ヒョウザメ















▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ ア行   ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼




(001) あ行−1  アオウミガメ


勿論魚類ではありませんが、海で見られる生物ということで
掲載しておくことにしました。(は虫類に入れております)


典拠:(「尖閣研究」(下)p119、「尖閣列島の動物相について」、高良鉄夫)、


【参考資料1】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

アオウミガメ - ダイバーのための海水魚図鑑
http://www.sea-fishes.com/seafishes/aoumigame.html

爬虫綱 無弓亜綱
 カメ目 潜頸亜目 ウミガメ科 アオウミガメ属 
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全長: 200cm 
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学名: Chelonia mydas 
--------------------------------------------------------------------------------
英名: Green turtle (Green = 緑の turtle = カメ)
Common green turtle  
--------------------------------------------------------------------------------
漢字名: 藍海亀 
--------------------------------------------------------------------------------
太平洋、大西洋を問わず、低緯度海域を中心に汎世界的に分布している。日本では小笠原諸島、南
西諸島に分布する。

アオウミガメはウミガメ類の中では唯一草食性の種である。また、他にクラゲなどの底生、浮遊性
の無脊椎動物や魚卵なども捕食する雑食性であるが、植物食の傾向が強い。コンビニやスーパーな
どで渡される白い袋をクラゲと間違えて食べて腸閉塞を起こしたりすることがある。小笠原産では
おもに海藻を食べる。

カメは万年と言われるが、寿命は大体70年から80年で、成長すると体重は150kgにも達す
る。

顎は鋸歯状。体色は成体の背が濃緑色で腹は淡黄色であるが、幼体では背は黒色腹は白色である。
下顎鱗板は1対、重縁甲板は4対ある。背甲鱗板は敷石状で甲の辺縁は平滑である。肋甲板は4対
あって、第1対が特に小形ではなく、項甲板にも接していない。吻は側扁せず上顎の前端はかぎ状
に曲がっていない。前顎板が1対しかないことによって、タイマイ、アカウミガメ、ヒメウミガメ
と区別される。甲板は敷石状に並び重なり合っていない。爪は一個である。

性的成熟は雄雌とも35歳くらいである。雌は65歳までに約2000個の卵を持っていて、3ヶ
月に2回産卵する。雌の体内には精子袋がありすべての雄の精子を溜めている。これは色々な雄の
受精卵を得ることによって、種の強い遺伝子が残るようにする為である。ウミガメ類の産卵は主に
夜間に行われる。南西諸島ではアカウミガメ、タイマイと産卵場が重なることがある。

現在絶滅危惧II類に指定されている。その原因として護岸工事による産卵場所(砂浜)の減少、ト
ロール漁法や延縄漁法による混獲、ビニールゴミの誤食、食用・剥製用の捕獲があり、卵は盗掘さ
れることがある。保護されている処もあるが、極一部で満足できるまでには至っていない。




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(002) あ行−2   アオチビキ

典拠:「南西諸島の魚たち」

【出典の記事・写真】




【参考資料1】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

アオチビキ  2003.12.31
場所 ホノホシ洞くつ
釣り人 名人忠


http://tdyk.cool.ne.jp/aochibiki.htm

アオチビキ Aprion virescens
フエダイ科  アオチビキ属 
 
                         
■特徴
体は細長い
背鰭に黒色斑がある
眼の前方で鼻孔の下に細長い溝がある。 

コイツは比較的浅い場所から水深100mぐらいの岩礁域で釣れます
数はそんなに釣れません船釣りをしていて、たまに一匹釣れるといった感じです
味の方ですがこちらでは美味という人が多く、高級魚的なあつかいを受けていますが
私個人的には皆さんが言うほど美味しいとは思いません
あまり釣れないから高級魚的扱いになるのは、しかたないと思います。


【参考資料2】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

大物のアオチビキ(尖閣諸島近海のものではありません)
http://ofc-tokyo.org/fish/aochibiki.html




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(003) あ行−3  アカヒメジ

典拠:「南西諸島の魚たち」

【出典の記事・写真】

「南西諸島の魚たち」より



【参考資料写真1】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

アカヒメジの群 - Hanadai's Ocean
http://plaza.rakuten.co.jp/nash01/diary/200803030000/


アカヒメジ資料
アカヒメジ - ダイバーのための海水魚図鑑
http://www.sea-fishes.com/seafishes/akahimeji.html

 スズキ目 スズキ亜目 ヒメジ科 アカヒメジ属 

学名: Mulloidichthys vanicolensis,Mulloides vanicolensis 

英名: Gold striped goat fish (Goldstriped = 金のすじの goat 
= やぎ)
Yellowfin goatfish (Yellowfin = 黄色い鰭)
Flame goatfish (Flame = 燃え上がる、さっと赤らむ)
Golden-banded goatfish (banded = 帯状の)
Vanikolo goatfish
Salmonet
Japanese goatfish  

漢字名: 赤非売知 

別名: リュウキュウアカヒメジ  

地方名: ヒンガーカタカシ、ヨオカアカタカシ(沖縄)  

南日本、インド洋・太平洋域に分布する。
浅海のサンゴ礁の礁湖、外縁、斜面などの潮通しの良い場所に生息す
る。

群れをつくり、底から離れて中層を泳いでいる。

体高はやや高く側扁し、眼から尾柄部にかけて黄色い縦帯がある。ま
た背鰭、腹鰭、尻鰭、尾鰭は黄色く、眼は赤い。死ぬと赤っぽい体色
に変化するため、アカヒメジという和名の由来となった。

ヒメジ科は6属、日本ではヒメジ属、アカヒメジ属、ウミヒゴイ属の
3属が見られるが、アカヒメジ属は主にサンゴ礁域に生息している。
サンゴ礁にすむ種では大型で、緋色や橙色、黄色など鮮やかな色調の
ものが多い。

ヒメジ類の特徴は、顎に1対の長いヒゲを備えることと、背鰭が前後
2つに分かれていること、口の中の歯が絨毛状であることである。

ヒゲは味蕾と呼ばれる感覚器官で、人間の舌と同じ働きで、触覚や味
覚を感じる。このヒゲで砂の中のゴカイ類や小型の甲殻類を探して捕
食する。



【参考写真2】 写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

アカヒメジの群 - Hanadai's Ocean 
http://plaza.rakuten.co.jp/nash01/diary/200803030000/




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(004) あ行−4  アカククリ

典拠:「南西諸島の魚たち」

【出典の記事・写真】



アカククリ -{ ダイバーのための海水魚図鑑}より
http://www.sea-fishes.com/seafishes/akakukuri.html

スズキ目 ニザダイ亜目 マンジュウダイ科 ツバメウオ属 

学名: Platax pinnatus 

英名: Long finned batfish (Long finned = 長い鰭 bat = こうもり)
Dusky batfish (Dusky = 浅黒い)  

漢字名: 赤括 

琉球列島以南、東インド諸島からメラネシア似分布する。
浅海のサンゴ礁域やドロップオフに生息する。

ドロップオフや内湾域で群れを作ることもあるが、単独でも見られる。

幼魚は体の大部分が黒く、周囲に鮮やかなオレンジ色の縁取りがある。この色と形、また鰭の動 かし方は毒性を持つ扁形動物のヒラムシ類や軟体動物のウミウシ類によく似たものがいるので、 これらに対する擬態と考えられている。この擬態の有効時期は大きさから考えて幼少期に限られ る。

成魚は他のツバメウオより吻が著しく突出ているので区別が付く。

和名の由来は、幼魚の時期の赤色(オレンジ色)に縁取られた体色からきている。 


【参考写真2】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

(名瀬)05.09.02)
http://www.geocities.jp/plafre_maro/name/name_a.html



【参考写真2】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

アカククリの子供

石垣島 ダイビングショップ I-FISH
http://blog.livedoor.jp/ts_i_fish/archives/cat_50028616.html





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(005) あ行−5  アカマダラハタ 


典拠:フィッシュLabo 20世紀の釣り風景
http://www.sanspo.com/fish/labo/fuukei/fuukeiback.html



大井巌・クエ=尖閣列島






フィッシュLabo 20世紀の釣り風景
http://www.sanspo.com/fish/labo/fuukei/fuukei01.html
■尖閣列島(せんかくれっとう)=沖縄・石垣市
 ――お、重い!底物の王様、モロコ―― 


  底物の王様、モロコを肩に担ぐ人物は、独自の「ロープ釣り」で巨魚を狙う達人『岡山磯倶楽
部』の貝原一夫さん。磯で巨魚を狙うパイオニアたちの憧れの地、尖閣列島で釣ったものだ。

 1975年、初めての釣行では自衛隊の巡視船に追跡され魚釣島に逃げ込んだ。陸上では、法的に拿
捕する権限がない巡視船から「直ちに帰還せよ」と再三警告された。自生大麻が茂る島で、自衛隊
の監視を受けながら釣りをした。

 翌日、島を離れた時点で御用となったが、係官の質問に「釣りに来ただけ」を繰り返した。当
時、尖閣列島は、立入禁止区ではなかったが、国境警備で神経を尖らされていたのだろう。このト
ラブルで本命視していた北島に渡れず、惨敗した。

 2度目の釣行。宮古島・佐良浜港を出船して10時間、中国の大陸棚近く、水平線に魚釣島が見え
た。さらに2つの岩礁、目指す沖の北島だ。10人の強者が支度に掛かった。水道を挟んだ小島は最高
のポイントだが、船が着けない。潮が止まるのを待って貝原さんが泳ぎ渡った。夕闇の中、いきな
り130ポンドのトローリングリールが唸りを上げ、竿が海面に突き刺さった。竿を起こそうとした瞬
間、バチッと鈍い音と共に100号のラインが切れた。そして迎えた夜明け、貝原さんは写真の獲物を
担いで現れた。 




http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M000698_1.htm
地方名 
■Grouper 英語 (ハタ類をさす英語)
■Hind 英語 (英語でハタ科マハタ属、ユカタハタ属などの総称)
■羽太 漢字 (ハタ科のハタの漢字。当て字だと思われる。「はた」とは鰭(ひれ)の古名であ
り、魚名では鰭を指すことが多いのだが、榮川省造は『新釈魚名考』で、斑「はだら」という語の
後音「ら」が脱落して「はた」になったのではないかと書いている。斑は、まだらとも、はたらと
も読む。ハタ科の魚は、まだら模様のものが多く、説得力がある)
■もろこ 関東 (関東の釣り師で大型のハタ科を総称する)
■ます 志摩 (三重志摩でハタ科マハタ属の総称)
■くえ 関西 (関西の釣り師で大型のハタ科を総称する)
■あら 九州 (九州の釣り師で大型のハタ科を総称する)
■みーばい 沖縄 (沖縄でハタ類をさす)
■石斑魚 中国 (ハタ類を指す中国語)
 

【参考写真1】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.geocities.jp/plafre_maro/name/name_a.html



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(006) あ行−6  アヤメエビス

典拠:南西諸島の魚たち
   お魚インデックス


【出典の記事・写真】
お魚インデックス
http://www.geocities.co.jp/Colosseum/1528/fish_idx/fish_idx02.htm
アヤメエビス
学名 Sargocentron
学名2 rubum  
英名 rubum Red soldierfish
漢名 文目恵美須
分布0 本州中部以南 中・西部太平洋、紅海、地中海
分布 西部太平洋、インド洋 
撮影地 尖閣列島 


【出典の記事・写真】



お魚さん-アヤメエビス
http://tdyk.cool.ne.jp/ayameebisu.html

アヤメエビス Sargocentron ittudai
イットウダイ科  イットウダイ属 

■特徴  体側の銀白色帯の幅が広い。尾鰭の上下両葉に赤色帯びがある。 

■堤防釣りの外道の代表のような物。釣れて喜ぶ人は少ない。
釣れてもすぐにすててしまうので味の方はわかりません。夜によく釣れる魚です。 
分布 和歌山県以南 
生息域 岩礁、サンゴ礁域 


【参考写真1】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://manbow.ocnk.net/zoom/10781


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(007) あ行−7  イシガキダイ

典拠:「南西諸島の魚たち」           
「フィッシュLabo」  (WEBサイト)





【参考写真1】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)
 


【出典の記事・写真】

フィッシュLOBO (Webサイト)

■梅宮辰夫《2》・イシダイと格闘=大正島・尖閣列島
 ――激しい雨と波しぶきの中の激闘 7kgのクチジロ引き上げる―― 
http://www.sanspo.com/fish/labo/fuukei/fuukei16.html

  沖縄本島から西南西に約350km。
東シナ海の大陸棚に位置する
尖閣列島・大正島(赤尾嶼)で、
1982年4月、俳優・梅宮辰夫がイシダイと対決した。

 夕闇が迫ると、大粒の雨がテントを叩いた。
海鳴りに目を覚ますと、天候が激変していた。
高波が磯を洗い、岩壁の中腹に設営したテントの下まで迫ってきた。
後方はオーバーハングの絶壁だ。
ここまで波が打ち寄せて来たら逃げ場が無い。
長い恐怖の一夜が過ぎて行った。

 沖に張りでたテラスの岩礁の下は、
ドロップオフのタナが斜めに走り、イシダイ釣りには格好の釣り場。
持ち込んだウニのコマセを撒き、磯ガニを刺し餌にして魚信を待った。
水深は15m前後。竿を斜にかざし、南方釣りの構えで獲物を誘う。
横殴りの雨と磯に砕ける波しぶきの中、梅宮辰夫の持ち竿が弧を描いた。

 1本のミチ糸が伝える気配に気をこらすことから始まり、
やがて沈黙から激動の高みへと一気に爆発。
激しく展開したイシダイとの対決が力強く終わり、
7kgのクチジロが磯の上に躍った。



【参考資料、動画】
Clip Life
http://cliplife.jp/clip/?content_id=imizw7vb
<script language="javascript" src="http://player.cliplife.jp/?imizw7vb"></script>
(動画は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)




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(008) あ行−8  イソマグロ

典拠: 「南西諸島の魚たち」               
マリーンチャレンジャー  (Webサイト)






【出典の記事・写真】

マリーンチャレンジャー 調査釣行結果
http://marinechallenger.kir.jp/chouka/tokara/2000/2000.htm
釣れたイソマグロ、全てリリースできました 


尖閣諸島情報・・・
尖閣諸島は沖縄から約13時間、石垣島からおよそ4〜5時間の海域に有り国内で尖閣へ遠征できる許
可を持っている遊漁船は、私の知る限り一隻も無い、海上保安庁で調べた結果も同じであった、つ
まり遊魚で尖閣へ行く事は違反営業で、違反をすれば罰金300万円以下に合わせて営業停止2年の重
罰である、海上保安庁の巡視艇が2隻尖閣海域を毎日警戒している、又ジェット機やヘリコプターで
の監視もほぼ毎日行われている、台湾船等の外国船が尖閣の日本領土海域に侵入しないようにでし
ょう、私自身未知の海域期待と不安そして異常なまでの緊張感、夜の停泊がなんだか心配・・・私
は事前に保安庁に連絡していたので、停泊は巡視艇の近くにアンカーを入れて寝ました、これ程ま
でに保安庁が力強く感じた事は初めてでした、違反者を取り締まるだけでは無く、我々を守ってく
れる有り難い方々でした。

遊魚で台湾から尖閣に来ているようだが監視がきびしくA級ポイントへはとうてい入れないようで
す。

★ 平成17年1月、マリーンチャレンジャー号で尖閣諸島
(センカクショトウ)に行って来ました。
尖閣で私が感じたことは、・・・とにかくイソマグロが多い、ジグを落とせばフォール中にアタッ
クしたジャーク開始にすぐにヒットする、サイズは20kg〜30kgです、又泳がせ釣りでチャレンジ
しょうと思い、エサとなるムロアジ釣り仕掛けを投入するとムロアジが入食い・・・しかし・・・
ムロアジは、一匹も上がってこない、なぜなら、サビキにムロが掛り、掛ったばかりのムロにイソ
マグロがアタックしてサビキごと引きちぎってしまう状態で釣りにならない、このほかGT(トレ
バリー)もかなりの数生息しているようです、水温が沖縄近海で21,3℃ですたが尖閣ではその時期
23,2℃で約2℃
の差が有りました。
GTに関しては大きさよりも数釣りポイントかも?釣りポイントの広さとしてはトカラ列島の10分
の1位だと感じました、狭い海域の豊富な魚達をずっと、ずっとこのままの姿で未来に残したいよう
な気もします。


管理者:このサイトには尖閣諸島の珍しい写真が色々掲載されています。
下の写真は中でも珍しいものです。

沖の北岩:私が知っている範囲では沖の北岩がはっきり写った唯一の写真です。


大正岩
管理人:この角度から撮った写真はこれ以外にないと思います。




イソマグロ - WEB魚図鑑
http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M000944_1.htm
沖縄県
久米島沿岸
2007/01/17 
種名 イソマグロ    
Gymnosarda unicolor (Ruppell,1838 )  
綱名 硬骨魚綱 
Osteichthyes 
目名 スズキ目 
Perciformes 
科名 サバ科 
Scombridae 
属名 イソマグロ属 
Gymnosarda  


分布 ■南日本。〜インド・西太平洋の熱帯・亜熱帯海域。沿岸の表層にすむ。 

地方名 
■Dogtooth tuna 英名 (ドッグトゥースツナ。イソマグロのフィッシュベースによる英名。ドッ
グトゥースは犬歯で、イソマグロの歯から、この名がある)
■磯鮪 漢字 (イソマグロの漢字。マグロ属ではなく、どちらかといえばハガツオの仲間だ。沿
岸性が強く、磯に群れていることが多いので、この名がある)
■Mackerel 英語 (マッカレル。サバ科の英語)
■鯖・青花魚 漢字 (サバ科の漢字。さばは小さな歯、小歯「さば」からきたと大言海にあり、
榮川省造は、斑葉魚「いさばのうお」からきたもので、背部の斑紋から呼ばれたのではないかと異
説をたてている)
■いそんぼ 関東 (関東でイソマグロ。もともと小笠原でいわれていたのが、釣り師の気に入っ
て、釣り雑誌により各地の釣り師がいうようになったと思われる)
■いのーしび 沖縄 (沖縄でイソマグロ)
■とかきん 沖縄 (沖縄でイソマグロ。九州の釣り師は、こう呼ぶ人が多いように思う) 






イソマグロ

【参考写真】(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

バリ島 92s
  





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(009) あ行−09  イタチザメ

典拠:日本テレビ 10:30−11:25 巨大人食いサメを狙え! 荒波の尖閣諸島!壮絶死闘に密着!
http://www.geocities.co.jp/Colosseum-Acropolis/1233/tv0703.htm
宮古島ではイタチザメによる漁や釣りへの被害、またサーファーなど人的被害も続出し、砂川博一
(52才)さんは20年に渡りサメ退治。5〜9月はダイビングショップ経営、漁師の傍ら生きがいとし
てサメ退治、これまで最大で410cm、810kgのを捕獲。尖閣諸島で見た8m級が目標で、サメはお金
にならないため、トローリング漁で燃料代などの経費を稼ぎつつ、5mmのワイヤーと巨大銛で5日
がかりで挑戦。ポイントまでは12時間、海保に監視されつつ、流れの速い中まずはトローリング漁
でツムブリ、イソマグロ、ロウニンアジなどを収獲。夜にイソマグロの仕掛けを流し、まずは2.5m
のホワイトチップ、次いで水中カメラを棒に付けて入れてみると4.8mのイタチザメ。急所のエラを
銛で突いても深く潜り激しく抵抗、2度目の銛でようやく捕獲、引き上げられずに船外に固定。次
は4.5mのイタチザメ。巨大ザメは肝油のための肝臓と体重を推定するための歯を採集、推定
800kg。残念ながら、今回は魚の売上げは燃料代の半分、まだまだ挑戦を続けるのだとか。


【参考動画】
クロアシアホウドリを狙うイタチザメ
http://jp.youtube.com/watch?v=10u9WgZGSwk&eurl=http://ecolumn.net/dt_tigershark.htm



【参考画像】(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://pasha.uruma.jp/user/191/16010/






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(010) あ行−10  イヌザメ


典拠:「南西諸島の魚たち」


【出典の記事・写真】




素人が作ったお魚図鑑 Index of /sports/fish/3chondrichthyes
テンジクザメ目テンジクザメ科イヌザメ
http://diving.tank.jp/sports/fish/3chondrichthyes/2elasmobranchii/2tenjikuzame/
2tenjikuzame/b01_inuzame.htm

2.テンジクザメ科(Hemiscylliidae)
1.テンジクザメ属(Chiloscyllium)  
イヌザメ Chiloscyllium punctatum 

 漢字 犬鮫
英名 Brownbanded bambooshark  
分布 伊豆半島以南。沿岸の岩礁域やサンゴ礁。 
特徴 体長1m。背鰭の後角が尖る。後縁は深く湾入。
幼魚は背面に暗褐色横帯が約10本あり、成長と共に消失。 



【参考写真1】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.snappers.jp/photo/200710bali/chiloscylliumpunctatum.html


【参考写真2】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.knock.ne.jp/data/fish/same/inuzame.html


【参考写真3】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

2匹の赤ちゃんイヌザメ
http://www.volvox.co.jp/umi/23_seri/seri0601.html




















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(011) あ行−11  イルカ

典拠:「南西諸島の魚たち」                             
「尖閣研究」(下)p55、無人島担訪記、高良鐵夫          
「尖閣研究」(下)p119、「尖閣列島の動物相について」、高良鉄夫
「尖閣研究」 無人島探訪記3                     


【参考写真1】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www2s.biglobe.ne.jp/~bdolphin/dolphin/dolphin2.htm


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(012) あ行−12  インドカイワリ


典拠:「南西諸島の魚たち」


【出典の記事・写真】



【参考写真1】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://diving.tank.jp/sports/fish/4actinopterygii/2neopterygii/27suzuki/27aji/b17_
indokaiwari.htm



インドカイワリ


http://www.aquamuseum.net/content/aquarium/aji/indokaiwari-1.html

〔標準和名〕 インドカイワリ
〔英名〕 Barcheek trevally,Shortridge trevally
〔分類〕 アジ科 
〔学名〕 Carangoides plagiotaenia 
〔体長〕 30cm 
〔分布〕 インド洋、西部太平洋、紅海 
〔生息域〕 サンゴ礁域 (水深 2〜200m) 
〔撮影地〕 沖縄−慶良間 
〔撮影日〕 2006/11/02 



【参考写真2】 (写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://peevee.tv/v?2di780




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(013) あ行−13  ウツボ


典拠:高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」52頁昭和25年3月・



(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

管理者:写真は参考までに。下のWebサイトのものです。

分類 :魚類 ウナギ目 ウツボ科 
学名 :Gymnothorax kidako 
分布 :南日本太平洋沿岸 
環境 浅い海の岩礁(〜10m)、やや深い海の岩礁(10〜50m) 
全長 :80cm 
写真撮影地 :伊豆半島 
http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/fish/card/0024.html 9l






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(014) あ行−14  エラブウナギ


エラブウナギは爬虫類で魚類ではありませんが、
海川に住む生き物の一員として取り上げています。
エラブウナギ  (尖閣諸島近海にいる可能性が高い)

(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)



ウミヘビ類は系統的に大きく2つのグループに分かれ、生活史、形態なども二者の間でかなり異な
る。エラブウミヘビ亜科に属するウミヘビは生活の中心は海中であるが、産卵時には陸に上がって
くるし、形態的にも陸棲のヘビと後述するウミヘビ亜科との中間的な特徴を備えている。いわば、
陸から海へ進出したもののまだ完全には陸上生活から足を洗いきれない状態にある。日本近海で見
られるのはエラブウミヘビ、ヒロオウミヘビ、アオマダラウミヘビの3種であり、沖縄で燻製にさ
れて「エラブウナギ」と称して売られているのはこの仲間である。一方、ウミヘビ亜科のウミヘビ
は完全に海水生活に適応し、自ら陸に上がることのない正真正銘の海棲動物である。日本近海にお
目見えするのはイイジマウミヘビ、クロガシラウミヘビをはじめとする6種ほどである(表2)。


表2: 日本近海で見られるウミヘビ類


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マダラウミヘビ
http://homepage3.nifty.com/japrep/snake/kobura/text/madaumi.htm







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尖閣諸島近海にいる可能性の高い魚類

(15) あ行−15  オオメジロザメ


(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

オオメジロザメ
沖縄美ら海水族館 - 美ら海図鑑
http://www.kaiyouhaku.com/pict_data/24.html



http://ecolumn.net/shark.htm
オオメジロザメ(英名:Bull Shark)
分類:メジロザメ目>メジロザメ科>メジロザメ属
分布:熱帯〜温帯の海域、河口域、淡水域
体長2.1〜3.5m、体重90〜230kg

上記のホホジロザメやイタチザメに比べると巨大感は薄れるものの、
「人にとっては最も危険なサメだ」と考える研究者達は少なくない。
事実、沖縄近海でのサメ類による人への咬傷事件の多くはホホジロザメの仕業ではなく、
このオオメジロザメとイタチザメだとされる。
加えて、オオメジロザメは淡水でも生息できる広塩性のサメでもあり、
河川を遡上して湖などにも出没する。

「川や湖にサメがいるのか?」という事自体が驚きではあるが、
その遡上する距離というのが半端ではなく、
海外からの報告ではアマゾン川の上流3700km(ペルー)や、
ミシシッピー川の上流3000km(米国イリノイ州)などで発見された例がある。
他では中米のニカラグア湖〜サンフアン川、インドのガンジス川、
アフリカ南部のザンベジ川などでの分布が知られている。
一方、日本では沖縄近海での分布が知られており、
那覇市や西表島の河川での目撃例、捕獲例がある。

尚、旧サイトでは那覇市の安里川でオオメジロザメを釣り上げた
ご本人(sacomさん)から、下記のようなコメントを頂いています。
また、ご本人の運営するブログ「sacomプロジェクト」様では、
沖縄フィッシングについて熱く語っています!

これまでに安里川の上流700m付近で8匹のオオメジロザメを釣り上げ、
最大が107cmの9.1kgでした。
沖縄の川は総じて短く浅いので、オオメジロザメ自体が安里川の
相当上流まで上がることはないと思われます。
観光地で有名な「国際通り」を横断するあたりまで潮位の影響を受けており、
そのあたりまでサメの目撃情報がありますが、オオメジロの成魚と違い、
幼魚はさほど淡水に強くないらしいという情報もあるのでさほど上まで上がる事はないでしょう。
「旧サイトよりsacomさんのコメント(2005年10月28日)を引用」 





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(016) あ行−16  オニヒトデ


オニヒトデ  (尖閣諸島近海にいる可能性が高い)
(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)












▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ カ行   ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼



(101) (000)  カジキ

典拠:高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」48頁 昭和25年3月
(「尖閣研究」(下)p55、無人島担訪記、高良鐵夫)、
(「尖閣研究」(下)p119、「尖閣列島の動物相について」、高良鉄夫)、
(「尖閣研究」(下)p324、「尖閣の思い出雑感」、泉川寛 )
(いずれもはカジキとだけ記載してある。)


具体的には
(101) か行−01  クロカジキ
(000) は行−02  バショウカジキ
を指すと見られる。




(000) ま行−02  マカジキ
も尖閣諸島近海にいる可能性は大きい。





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突きん棒漁


クロカジキを調べていたら面白い記事と遭遇。
「突きん棒漁」という漁法があるそうですが、
尖閣諸島近海でも昭和30年代に行われていた
ようです。


臼杵の突きん棒漁
http://www3.coara.or.jp/~chidori/sam/tsukinbou.html

<昭和時代・前半>
 昭和になるとまた突きん棒漁は盛んになり、マグロ延縄と並び、突きん
棒は大分の遠洋漁業の中心でした。

 ある船では、北海道沖でクロマグロの大群に遭遇。 船にあった50本
のモリをすべて使いきり、304匹のクロマグロを水揚げしたといいま
す。 台湾沖でも豊漁が続き、今ならニュースになるような巨大なシロカ
ジキなどもよく捕れた。

 12月〜2月は伊豆・銚子沖、3月〜4月は油津沖、6月〜8月は三陸
沖、9月〜11月は韓国沖、他に9月〜4月は台湾沖で操業する船もあ
り、突きん棒漁は周年操業が主となりました。

 しかし戦争が激しくなるにつれ、豊後水道一帯の航行が制限され、漁民
も出兵などで突きん棒を含む遠洋の漁船は壊滅状態になってしまいまし
た。
終戦後、船を建造し、突きん棒船はまた増えていきました。

 しかし、この時期に韓国側から一方的な操業規制(李ライン)の設定に
よって韓国沖に出漁できなくなってしまい、周年操業が困難になり、さら
に油津沖も不漁となり、また突きん棒船は減ってしまいました。

 昭和31年、韓国沖、油津沖に代わる東シナ海の漁場を開拓しました。
 9月〜11月は対馬・壱岐・五島付近に絞り、東シナ海では1月〜3月
は魚釣島(尖閣諸島)近海、3月〜5月は草垣島近海。

 東シナ海の漁は大成功を納め、これにより、またまた突きん棒漁は盛り
上がり、昭和34年当時には、30トン級の大型突きん棒船は、70隻に
もなりました。
この頃、中学校の校長の給料が3万円だったころ、突きん棒船の乗組員の
給料は10万円以上だったといいます 







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(102) か行−02  カスミアジ

典拠:「南西諸島の魚たち」


【出典の記事・写真】




【参考写真】

(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)






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(103) か行−03  カツオ      


典拠:昭和25年3月・高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」39頁


南北小島へ

 西表から、尖閣の北小島や南小島までは、わりと波もおだやかで航海中も引き縄漁でマンビキ
(シイラ)やサワラ等の大型魚を釣りあげ、新鮮でおいしい刺身を腹一杯食べた。行きはひどい船
酔いもせず、天候も良好で楽しい航海だった。
 尖閣列島に近づくと船上に海鳥が群をなして飛んでガアガアとうるさく鳴いている。開洋高校の
教官の説明によると海鳥が群れをなして飛んでいる下の海にはたくさんのカツオや魚が群をなして
いる良好な漁場だと教えられた。

 この地域は暖流と寒流がぶっかる所でブランクトンも多く、それを食べる小魚やエビ類、更に小
魚を食べるカツオやマグロ、更に大型のサメやカジキ等も集まってくる、すなわち食物連鎖で多く
の魚が群れをなしているとの事である。

 南北小島に近づいたが、浅瀬がなく、深いところからすぐ陸地になっている。夏の暑い陽ざしで
海の色も紺青で泳ぎたくなったので海に飛び込もうとしたら仲栄真船長に注意された。
 南小島と北小島はわずか200 メートル足らずだが、ここは急流で、しかも食物連鎖で大型の人食
いザメも出現するとの事で、非常に危険な海域だと教えられびっくりした。


管理者:カツオは尖閣諸島近海では余程容易に獲れるようで、
古賀氏が建設した鰹節工場跡が魚釣島と久場島にあります。
尖閣諸島の調査書には隊員の日記などの記録によく載ります。



下の写真は尖閣諸島で写されたものではありません。

http://www.city.makurazaki.kagoshima.jp/port/po_katsuo_about2.html
カツオは、典型的な紡錘形をしており、機能的で速く泳げます。

色は背中が黒っぽい紺色をしており腹部は白に銀色の縞模様が入っています。大きさや重さについ
ては、同年齢であっても大小の違いがあります。

また、カツオは最大1m、体重20kg、およそ10年位生きるものと考えられています。 

カツオの大きさ 年齢 大きさ(体の長さ) 重さ 
1年魚 約15cm 約60g 
2年魚 約45cm 約2,000g 
3年魚 約60cm 約4〜6kg 
4年魚 約70cm 約7〜8kg 
5年魚 約75cm 約10kg以 
 
カツオの種類 
カツオは、分類学上スズキ目・サバ科・カツオ属として分類されますが、
カツオ属として1属1種であるため、分類学上珍しい存在です。

一般的にカツオの仲間といわれているハガツオやスマ(ホシタロウ)・
マルソウダ・ヒラソウダはカツオ属としての仲間でなく、サバ科としての仲間です 



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(104) か行−04  カッポレ      


典拠:「南西諸島の魚たち」


【出典の記事・写真】



(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)




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(105) か行−05  クエ  別名モロコ  


  典拠: [20世紀の釣り風景]

【典拠記事】 フィッシュLabo 20世紀の釣り風景バックナンバー
大井巌・クエ=尖閣列島
http://www.sanspo.com/fish/labo/fuukei/fuukeiback.html



【典拠記事】 フィッシュLabo 20世紀の風景
http://www.sanspo.com/fish/labo/fuukei/fuukei42.html
日本各地、世界各地で釣り上げられた数々の大物たち。
20世紀を代表する釣り人たちの記録を幅広くご紹介します。  


■大井巌・クエ=尖閣列島
 ――大物磯釣り師 16年間クエに執念燃やす―― 

  「此処でデカシ(釣る)たら大物や」。1973年、尖閣列島でクエのアタリを待ちながら、今は亡
き大物磯釣り師、大井巌さんが“猛烈・釣り馬鹿一代記”を語った。
 「ワシが釣りを始めたのは昭和32年や」。大津まで出掛け、湖産エビを一斗缶380円で買い、串本
でグレを釣ったが、釣れ過ぎて興味が薄れる。カツオ船の漁師に銭洲の話を聞き、神津島の漁船に
“伝馬船”を引っ張ってもらい(当時1万5000円)銭洲に渡礁、28kgのクエを釣った。

 大物が掛かっても竿が5つに折れて吹っ飛び、残念無念の連続。「メーカーに手紙を出したら新品
を送ってよこしたよ」。詫び状がふるっていた。『この竿は、20kgまでしか耐えられません』。

 「握り飯をパクついていたんや。ロープがピーンと張った、手にメシ粒をつけたまま引っ張るが
ビクともせん。少し送って力一杯ロープを引くと頭がこっちを向いた」。57kgのクエだった(奄美
大島古仁屋の皆津崎)。

 昭和36年から40年にかけて、月に20日の釣行が続いた。16年間で釣ったクエは20kg以上が150本。
「ワシに釣りを止めろちゅうのは、死ねと同じことや。200kgのクエを釣りたいんじゃ」。気が付く
とあたりが朝焼けに包まれていた。



(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://www.zukan-bouz.com/hata/mahata/kue.html




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 (106) か行−06  クジラ


典拠: クジラ(「尖閣研究」(下)p55、無人島担訪記、高良鐵夫)、            
クジラ(「尖閣研究」(下)p284、「尖閣実習調査、驚きと感動は尽きず」)
「尖閣研究」 無人島探訪記3                                                       

【典拠記事】 「尖閣研究」 無人島探訪記3 
http://pinacles.zouri.jp/bunken/tanbouki2.htm
尖閣列島はまつたく海の宝といえよう。
 マス、カツオ、ハカツオ、トビウオ、イルカ、フカ、クジラ、海亀等に恵まれて居り、斯る海の
幸は海流の関係が主体であろうが、又魚釣島そのものの地形と森林植物が魚附の効を多分に持つて
いるものと思われる。



(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

沖縄美ら海水族館
http://www.kaiyouhaku.com/news/06012301_01_event.html


沖縄に来るクジラは、実は「ザトウクジラ」。まれにマッコウクジラやゴンドウクジラなども見ら
れます。
12月から4月頃まで繁殖・出産・子育てのために、数千キロの旅をして、暖かい沖縄の海へやって来
るザトウクジラは、春になるとエサを食べるためにまた北極海周辺の海へ移動する、回遊生活を送
っています。
この時期だけ、沖縄近海ではクジラの姿が見ることができるのです!
http://www.okinawabbtv.com/travel/whalewatching/index.html



【動画】ホエールウォッチング2008
http://www.okinawabbtv.com/travel/whalewatching/movie_page/b04023224_whale_flukeup.html
「フルークアップDIVE」
「尾びれ」を見せながら潜行時に行う行動。しかし尾びれを見せる=「潜行する」ことなので、潜
行後は、大人なら15分〜20分、子連れなら10分は上がって来ません。

【動画】
http://www.okinawabbtv.com/travel/whalewatching/movie_page/b04023229_whale_breach.html
「ブリーチ」
体を水面に持ち上げ、空中で体を回転させて背中から落ちる行動。体のフジツボを落とすとか、威
嚇をしているという説もありますが、本当の事はクジラにしかわかりません。誰もが1度は見たいと
思う最高のパフォーマンスです。


きつつき作品 日本の野生動物(8)
http://members.aol.com/kazu0309/sakuhin108.html



ザトウクジラ

ナガスウクジラ科 ザトウクジラ 
 体長11.5-15m、体重25-30t。
 胸びれの大きなクジラ。日本近海では小笠原や沖縄、アメリカではハワイとカリフォルニア沖に
繁殖水域があって観察しやすいので、繁殖期の冬にはホエール・ウォッチングの対象になります。こ
の巨体で豪快に海面にジャンプします。
 尾びれの裏側は白い斑紋になっていて、これが1頭ずつ違うので、写真にとって個体識別して研
究されています。 





マッコウクジラ


きつつき作品 日本の野生動物(8)
http://members.aol.com/kazu0309/sakuhin108.html
マッコウクジラ科 マッコウクジラ 
 体長11-18m、体重20-50t。
 歯のあるハクジラの仲間では最大のクジラ。
 水深1000メートルもの深海にすむダイオウイカが好物らしく、よく胃の中から発見されます。ダ
イオウイカは体長10メートルを超えるものもいて、捕まえるときはかなり壮絶な死闘がくりひろげ
られるらしく、マッコウクジラの体にはイカの吸盤の跡がよく残っています。
 巨大な頭には、名前の由来となった抹香臭のある脳油がつまっています。脳油は温度によって液
体〜個体に変化するので、潜るときは海水で冷やして比重を重くし、浮き上がるときは血液で暖め
て軽くします。 





ゴンドウクジラ


ゴンドウクジラは“深海のチーター” Web サイト
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=50957655
 Matt Kaplan
for National Geographic News
May 16, 2008


 カナリア諸島沖のコビレゴンドウは、大西洋の深海で長い距離にわたりチーターのように獲物を
追いかけていることが、新研究で明らかになった。


 ほかのクジラと同様に、ゴンドウクジラは呼吸のために水面に上がる必要があるが、呼吸を長時
間止めることもできる。コビレゴンドウは1000メートル以上潜水することで知られているが、深海
での行動については詳しくわかっていなかった。

 研究者たちはスペイン自治州のカナリア諸島で最大の島であるテネリフェ島で、23頭のコビレゴ
ンドウに吸着カップでタグを取り付けて観測した。このタグは1日の動き、音、深さを記録した後
に、クジラからはずれて、水面に浮き上がり収集された。研究著者でラ・ラグーナ大学のナターシ
ャ・アギラール・ソト氏は、「クジラが深海でどのように行動しているのか調べたかった」と話
す。

 調査の結果、クジラは昼間の潜水中に平均で秒速6メートル、最も深く潜る直前には最高秒速9メ
ートルまでスピードを上げていた。その後に、目の前のなにかを見つけようとして、生物ソナーか
ら音を出していたことがわかった。アギラール氏のチームでは、今回の観測結果はクジラが獲物を
追いかけていたことを示していると考えている。アザラシやイルカ、海に潜る鳥など、呼吸を止め
るほかの動物の泳ぐスピードは、秒速約2メートルと測定されている。




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(107) か行−01  クロカジキ


尖閣諸島近海で見られる可能性のあるカジキを選んでみました。
http://homepage2.nifty.com/cranes-okinawa/zukan/zukan.html より


 
(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

 


動物 - クロカジキ - ナショナルジオグラフィック Web サイト
http://www.nationalgeographic.co.jp/animals/fish/blue-marlin.html

水面から飛び上がるクロカジキ
Photograph by Tony Arruza/Corbis 
クロカジキ プロフィール 

沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200606051300_04.html
2006年6月5日(月) 朝刊 21面  
  
仕留めたぞ巨大カジキ/390センチ350キロ激闘60分
 四日午後、久米島町在住の比嘉政治さん(46)が巨大カジキを仕留めた。真泊漁港に水揚げさ
れたクロカワカジキは体長三九〇センチで、重量は約三五〇キロ。漁協関係者によると今年一番の
大物だという。
 久米島空港の北西約三十キロの洋上で、約一時間の格闘。同日午後二時ごろ、久米島沖で愛船
「久美丸」で操業中、船の下に大きな魚影が見えた。比嘉さんはすかさず死んだマグロを餌に釣り
機を使い、直径一・五ミリの糸を垂らした。ヒットすると、巨大カジキが海面上を大ジャンプ。激
しい攻防が続いた。

 釣り上げた比嘉さんは「迫力があり、楽しかった」と満足げに話した。(比嘉正明通信員




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(108) か行−07  クロハタ

典拠:「南西諸島の魚たち」

【出典の記事・写真】 




(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)




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(109) か行−08  コブシメ



(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)
コブシメ01  (尖閣諸島近海にいる可能性が高い)





コブシメ02  (尖閣諸島近海にいる可能性が高い)
(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)






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(110) か行−09  ゴマモンガラ

典拠:「南西諸島の魚たち」


【出典の記事・写真】



(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

http://fishing-forum.org/cgi/zukan/img/015706.jpg

採取地:沖縄県西表島沖
日付:2007/08/05  

種名 ゴマモンガラ    
Balistoides viridescens (Bloch and Schneider,1801 )  
綱名 硬骨魚綱 
Osteichthyes 
目名 フグ目 
Tetraodontiformes 
科名 モンガラカワハギ科 
Balistidae 
属名 モンガラカワハギ属 
Balistoides  
食味・危険 食味 ?  
食味アンケート
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分布 ■神奈川県三崎以南。インド・西太平洋の熱帯海域。珊瑚礁域にすむ。 
似たもの検索 似てる魚は? 
参照 キヘリモンガラ
 
地方名 
■Titan triggerfish 英名 (タイタントリガーフィッシュ。フィッシュベースによるゴマモンガ
ラの英名。大きくなるから巨人タイタンの名をもらっているのだろう)
■Triggerfish 英語 (トリガーフィッシュ。モンガラカワハギ科の魚の英語。強大な背鰭第1棘
を立てると、第2棘の下端で、銃の引き金のようにロックされる構造になっている。このためトリ
ガー、引き金魚と呼ぶ)
■つまぐろもんがら 別称 (ゴマモンガラの標準和名は、このツマグロモンガラとふたつあっ
た。いまは使われない)
■胡麻紋殻 漢字 (ゴマモンガラの漢字)
■紋殻皮剥 漢字 (モンガラカワハギ科の漢字)
■やちゃ 奄美大島 (奄美でモンガラカワハギ科の魚をいう)
■あかじきらなー 沖縄 (沖縄でゴマモンガラ)
■かーはじゃー 沖縄 (沖縄でゴマモンガラ)
■ゆたーふくるばー 沖縄 (沖縄でゴマモンガラ)
 




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(111) か行−10  コロダイ       

典拠:「南西諸島の魚たち」
南西諸島の魚たち お魚インデックス


【出典の記事・写真】



お魚インデックス  FISH_index
http://www.geocities.co.jp/Colosseum/1528/fish_idx/fish_idx02.htm

コロダイ   
学名Diagramma 
   pictum 
漢名け胡ロ鯛
地方名エゴダイ、カイグレ 
分布南日本、分布西太平洋、インド洋 太平洋、インド洋 
撮影地 尖閣列島 




(写真は尖閣諸島近海のものではありません:「尖閣諸島の自然」管理人)

コロダイ幼魚


コロダイ成魚
上下いずれも「ダイバーのための海水魚図鑑」
http://plaza.harmonix.ne.jp/~m_hirota/SeaFishes/korodai.html
Nikon F-90X MICRO NIKKOR 60mmF2.8 NexusMaster 9S YS-120Duo+YS-30Duo




コロダイ 市場魚貝類図鑑
http://www.zukan-bouz.com/suzuki/isaki/korodai.html

生息域◆南日本からインド洋・西太平洋までの暖かい海。
生態◆磯や沿岸近くに棲息している
漁獲方法◆定置網/刺し網/釣り
大きさ◆60センチ前後になる
漢字◆「胡廬鯛」。

由来◆「ころだい」は和歌山県での呼び名を標準和名にしたもの。
和歌山県では猪の子供を「ころ」と呼び、コロダイの稚魚にある
斑紋がその猪の子供のものに似ているため。

呼び名・方言◆三重県尾鷲市では「かいぐれ」、徳島県阿南市では「よのみ」、
熊本県上天草市大矢野町では「よのみだい」、愛媛県愛南市では「こたい」。

食べ方◆刺身/ポワレ(ムニエル)/フライ/塩焼き/煮つけ

 コショウダイよりもより南方系なのか、関東近海では少ない。
やはりまとまって揚がるのは和歌山、
九州など。近縁のコショウダイとともに味の良さを知られるようにはなっている。
ただし、残念なことにまだまだ評価が一定するほどではない。

◆食べてみる◆
 外見は見るからに熱帯の魚、味はどうかな〜と躊躇している人をよく見かけるが、
これはまさに買い。なんといっても刺身にしたときの血合いと透明感のある身は素晴らしい。
 味わい的にはポワレ、ムニエルがいちばんいい。
特に皮目をいかしてこんがり焼き上げたポワレは雑品だろう。
 他には煮つけ、塩焼き、フライなども美味。

参考/『新釈魚名考』(榮川省造 青銅企画出)、
『魚と貝の事典』(月賢二 柏書房」)、
『日本の海水魚』(山と渓谷社)
同定は原則的に『日本近海産 魚類検索 全種の同定 第二版』(中坊徹次編 東海大学出版会)












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