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尖閣諸島の自然


尖閣諸島の空に舞う鳥(3)

鳥名
分布
備考
06 オオアジサシ 北小島 絶滅危惧II類(VU)
07 オオミズナギトリ 魚釣島・久場島 絶滅危惧II類(VU)
08 カシラダカ 魚釣島 冬鳥
09 カツオドリ 南小島・北小島
10 カラスバト 魚釣島 準絶滅危惧(NT)







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 (06)    オオアジサシ
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絶滅危惧II類(VU)
分布:北小島



北小島のオオアジサシ
尖閣諸島調査報告書(昭和55年2月、沖縄開発庁)




オオアジサシのコロニー・北小島
尖閣諸島文献史料編纂委員会

典拠1: 写真集・「沖縄の野鳥」(昭和58年)54頁、奄美・琉球新報社編・池原貞雄監修
(沖縄鳥類目録) オオアジサシ−北小島、留鳥

典拠2: 絶滅危惧種情報検索
個体数とその動向:北小島では、1979年に2ヶ所にコロニーが形成され抱卵中の約250羽
が観察されている。1991年には230羽と139〜151羽のコロニーが形成されていた。西之島
では、1982年に1ヶ所のコロニーで成鳥約100羽と雛10羽が、1986年に成鳥78羽と雛20羽
が観察された。1988年にはコロニーが2ヶ所に形成され、その1ヶ所で49羽が抱卵あるいは
抱雛中であった。1993年にも成鳥約50〜100羽の2〜3ヶ所のコロニーが確認され、いずれ
も抱卵あるいは抱雛中であった。両島の繁殖つがい数は西之島で約100〜150つがい、北
小島で約370〜380つがいと推定されている。




オオアジサシ(部分)
引用元:不明






「番外 MATSUDO氏の南国写真その2」にあった写真
http://www014.upp.so-net.ne.jp/wildbird/ext_22.htm

チドリ目カモメ科
オオアジサシ (Thalasseus bergii)
  体長は45cmで、大型のアジサシ。右側にとまっているのはエリグロアジサシ(30cm)で大きさの違いが良く分か
る。アフリカ東岸からインド、オーストラリアのインド洋、東南アジア、南太平洋に分布し、日本では小笠原諸島と尖閣
諸島で繁殖するので南の海域では比較的良く見られる。
(CHINO)





http://www.biodic.go.jp/rdb_fts/2000/73-111.html
チドリ目 カモメ科 絶滅危惧II類(VU)
和名 :  オオアジサシ
学名 :Thalasseus bergii cristatus 
英名 :【Greater crested tern】 

摘要
小笠原諸島西之島と尖閣諸島北小島で繁殖する。繁殖状況の詳細は不明。西之島では火山活動にと
もなって拡大した海岸砂礫浜に約100〜150つがいが、北小島では上部草地に約370〜380つがいが生
息する。西之島では今後の火山活動の影響を受ける可能性がある。両繁殖島の周辺海域にその他の
繁殖地は知られず、これら2島は西部太平洋における北限域の孤立した繁殖地と考えられる。

形態
全長約46cm。雌雄同色。翼背上面から尾羽は灰色で下面は白色。頭頂から後頭は黒色で冠羽状とな
る。嘴は黄色で脚は黒い。小笠原諸島と琉球列島には下面の白いアジサシ類6種が生息するが、そ
の中で明らかに大きい。

分布の概要
本亜種はインド洋と太平洋西部に広く分布する。日本では小笠原諸島と琉球列島に夏鳥として飛来
し、小笠原諸島の西之島と尖閣諸島の北小島で繁殖する。

生物学的特性
島嶼(砂礫浜海岸、草地)で繁殖し、主に魚類、イカ、甲殻類などを採餌する。繁殖地には4月中
〜下旬に飛来し、5月上〜中旬に産卵、6月上〜中旬に孵化し、8月上旬以降に渡去を開始する。
コロニー内での産卵の同調性は高く、普通1卵、まれに2卵を産む。約21〜24日ないし28〜29日抱
卵し、約38〜40日の育雛期間を経て巣立ちすることが知られている。

分布域とその動向
小笠原諸島の西之島、琉球列島の徳之島、南大東島、北小島の4ヶ所の繁殖記録がある。このうち
徳之島と南大東島の最近の繁殖情報は見られない。西之島では1930年に繁殖が報告され、北小島で
は1953年に生息が確認され、次いで1979年に繁殖が初確認された。

個体数とその動向
北小島では、1979年に2ヶ所にコロニーが形成され抱卵中の約250羽が観察されている。1991年には
230羽と139〜151羽のコロニーが形成されていた。西之島では、1982年に1ヶ所のコロニーで成鳥約
100羽と雛10羽が、1986年に成鳥78羽と雛20羽が観察された。1988年にはコロニーが2ヶ所に形成さ
れ、その1ヶ所で49羽が抱卵あるいは抱雛中であった。1993年にも成鳥約50〜100羽の2〜3ヶ所の
コロニーが確認され、いずれも抱卵あるいは抱雛中であった。両島の繁殖つがい数は西之島で約100
〜150つがい、北小島で約370〜380つがいと推定されている。

生息地の現況とその動向
西之島では、火山活動により出現した新島との間に生じた海岸砂礫浜に営巣する。北小島では上部
の平坦な草地でセグロアジサシ(Sterna fuscata nubilosa)のコロニーと隣接して営巣する。

存続を脅かしている原因とその時代的変化
火山噴火(55)、産地極限(61)、その他不法採集など(43)、その他(71)。西之島では1973年
の火山活動によって拡大した砂礫浜は、今後の火山活動や波浪により絶えず形状と面積を変える可
能性が高い。また標高が低いため、高波が繁殖に影響を及ぼし雛生産が不安定なことが予想され
る。尖閣諸島の北小島と南小島では、かつて外国籍漁船による鳥や卵の採取が行われていたが現状
は不明。

特記事項
小笠原諸島に連なる火山列島とマリアナ諸島ではまれとされ、尖閣諸島近隣の台湾北部にもかつて
繁殖地があったが消失したと考えられている。このように、両繁殖島は西部太平洋の北限域にある
孤立した繁殖地と考えられる。

保護対策
とくになし。

参考文献  
1. 池原貞夫・安部琢哉,1980. 陸上動物調査(1)(主に陸上脊椎動物および大型土壌動物).
尖閣諸島調査報告書(学術調査編),pp. 1-45.沖縄開発庁. 
2. 河野裕美,1997.オオアジサシ.日本の希少な野生水生生物に関する基礎資料(IV),pp. 574
-578, 588-589.日本水産資源保護協会,東京. 
3. 河野裕美,1998.オオアジサシ.日本の希少な野生水生生物に関するデータブック,pp. 416-
417.日本水産資源保護協会,東京. 
4. Kohno, H., Sakaguchi, N. and Chiba, H., 1997. The breeding status of Crested terns 
in Japan. J. Yamashina Inst. Ornithol. 29(2): 91-96. 
5. 沖縄開発庁,1980.尖閣諸島調査報告書(学術調査編).沖縄開発庁.244 pp. 
6. 高良鉄夫,1954.尖閣列島の動物相について.琉大農学部学術報告,1: 57-74. 
7. 高良鉄夫,1969.尖閣列島の海鳥について.琉大農学部学術報告,16: 1-13.


【管理人】尖閣諸島でのオオアジサシの写真ではありません


黒岩恒氏はアジサシの状況についてこう書いています。

 余が着島の節は(五月)産卵の期節にして、南北の小島に群集するもの、幾十万を以て算すべ し、これ英語に所謂 Ternなるものとして、尖閣の諸嶼にかぎり、釣魚黄尾等の諸嶼に見ず、其空 中を飛翔するや、天日為めに光を滅するの観あり、カンエイ水路誌(明治十九年刊行の海軍水路局 の水路誌)記して、其鳴声殆んと人をして聾せしむと云へるは、誠に吾人を歎かさるなり、若し 夫れ閑を偸みて北小島の南角に上らんか、幾万のTernは驚起 して巣を離れ、「キャー、キャー」 てふ鳴声を発して頭上を?翔すべく吾人若岩頭に踞して憩はんか、空中にあるもの漸次下り来たり て吾か周辺に群集し、同類以外復怪物あるをしらさるものの如く、人をして恍然自失、我の鳥な るかを疑はしむ、此景此情、此境遇に接するにあらされば、悟り易からさるなり。
「尖閣列島探検記事」(東京地學協會編「地学雑誌」第拾貳集・
明治33年自第百参拾参巻・至第百四拾四巻537ページ)。



















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 (07)    オオミズナギドリ
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高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」 昭和25年3月


典拠1: 写真集・「沖縄の野鳥」(昭和58年)、琉球新報社編・池原貞
雄監修。(54頁【奄美・沖縄鳥類目録】に記載)
記事:「魚釣島。黄尾嶼。冬季に多数渡来し、黄尾嶼で繁殖の可能性があ
る。」

典拠2: 沖縄県版レッドデータブック−鳥類−
分布の概要: 主に日本で繁殖するミズナギドリで、北海道から沖縄まで繁
殖地がある。県内では八重山諸島仲ノ神島、尖閣諸島南小島と黄尾嶼で繁
殖することが知られている。

典拠3: 黄尾島は前にも述べたように、もともとアホウドリ、クロアシ
アホウドリの本場であるが、海上からながめた昔の生息地域は、雑草が茂
っているだけで、アホウドリの仲間は見当らない。また生息している形跡
もない。
 海岸線のガケや岩の上に、多くのカツオドリが見られるが、それはとく
に西北岸に群集している。穴住まいで、日中洋上生活をしているオオミズ
ナギドリの巣穴らしいのは、双眼鏡にうつらなかったが、それから三年後
の昭和四十六年四月、琉球大学池原真堆教授らの学術調査団によって数多
くのオオミズナギドリが住んでいることが確認されている。
 黄尾島の南西部海岸近くに、先代古賀辰四郎氏の事業場の跡がある。そ
こは鳥糞採集などの事業に従事していた人びとの居住跡であるが、雑木雑
草におおわれて昔のおもかげははとんどない。
 黄尾島に移入した動物の記録がある。移入した動物のうち、ニワトリは
明治十八年(一八八五)に、県庁の役人が渡島した際に放飼したものであ
る。明治三十三年(一九〇〇) 五月に黄尾島を探検した宮嶋幹之助氏の
報告(『地学雑誌』十二輯)によると、ニワトリは繁殖して野生状態にな
っていたという。 (「沖縄の秘境を探る」高良鉄夫著・沖縄新報社、1
16−117頁、第四章アホウドリ見たり聞いたり【黄尾島の今昔】)





【管理人】写真は尖閣諸島のオオミズナギドリではありません。
http://birdmuromi.cool.ne.jp/zukan/images/bird/oomizunagidori1.jpg




【管理人】写真は尖閣諸島のオオミズナギドリではありません。
http://birdmuromi.cool.ne.jp/zukan/japan/oomizunagidori.html




http://www5b.biglobe.ne.jp/~mabuta/progra-m/fl-katsuodori.htm

自然環境保全促進地域指定(2004年1月)により、御蔵島のオオミズナギドリの営巣地が
保護されることになりました!
 
オオミズナギドリは春になると御蔵島にやって来て、山や崖の斜面などに巣穴を掘って卵を産み、
子育てをします。そして10月の終わりごろになると、親鳥は子育てを終え、雛が巣立つ前に御蔵
島を離れます。 

【管理人】写真は尖閣諸島のオオミズナギドリではありません。

 オオミズナギドリ 
川田橋付近をてくてく歩いていたオオミズナギドリ。
(呼称「カツウドリ」)2002年6月29日撮影
琉球語のようにオがウに変化して、カツオ→カツウとなっています。 
  



 オオミズナギドリ 
   島での呼称は「カツウドリ(カツオドリ)」夜になると島の空はカツウドリでいっぱいにな
る。カラスのいない朝早く島を飛び立ち、夜になって島にもどってくる。(図鑑に載っているカツ
オドリとは別種ですよ)
 オオミズナギドリは森の木の根元や地面に穴を開けて巣をねぐらとする。地面に穴をあけて木を
枯らしすので島にとっては害鳥であり、国から年間で一定の数量の捕獲が認められている。昔から
貴重な食料でもあった。 
  
    

 オオミズナギドリの卵 
 鶏の卵よりも一回り大きいのが分かります。
左写真:左がニワトリの卵、右オオミズナギドリ)
右写真:巣穴の近くに落ちていたオオミズナギドリの卵の殻)
 巣穴は中で結合していて、複雑になっている場合があります。オオミズナギドリは、一羽で一つ
の卵を産むと言われていますが、巣穴に卵がいくつかあると、必ず一つは卵を捨てると言います。

 
 
  オオミズナギドリの巣穴 
 崖の側面や、木の根元などにこうした穴があいている。昼間は巣穴にはいないが、夜になると巣
穴に帰ってくる。付近に糞がついていれば現在使用中の可能性が大だ。里から徒歩で行歩ける距離
で見つけた。穴が密集しているところは、近くに飛び立つ為に利用する木、あるいは崖などがある
はずだ。


 
  オオミズナギドリが飛び立つ木 (見分け方) 
 これはオオミズナギドリが飛び立ちに利用している事が比較的分かりやすい木だ。幹の上面にだ
けコケが生えておらず、木の地肌が見えている。これはオオミズナギドリが毎日登るために、登る
面が磨り減ったのだ。こうなると他の木と見分けがつくでしょう。「特別な場所の特定のあの木」
という訳でもなく、気をつけて道路を歩けば、ところどころでこのような木が見かけられますよ。
但し道以外の場所に踏み込まないようにしましょう。
 
 
 飛び立つ木の表面 
 飛び立つのに使われる木の根元の付近の幹表面がピックのようなもので削られたような跡ができ
ていることがある。オオミズナギドリのクチバシと爪のあとだ。また触ってみると分かるが、幹の
上面の削られた部分はごつごつしておらず、紙やすりで研磨されたようにきれいに仕上げられてい
る。オオミズナギドリの足で毎日研磨されたからだ。下の写真の木の上面(左側面と下面(右側面)
とでは、色やゴツゴツ感が違うのが分かるだろうか。もとは下面(右側面)のようなゴツゴツした樹
皮にやや苔が生えて緑がかっていたはずだが、オオミズナギドリが木に登り始める際に、鋭いクチ
バシや爪を木の幹に立てる為、樹皮が剥ぎ取られ、さらに幹が削られているのだ。

 
  オオミズナギドリの死 
 良く晴れた穏やかな日。木漏れ日が美しいスダジイの木に出会いました。スダジイは海に向けて
やや傾いて立ち、若葉を湛えた枝をいっぱいに広げていました。黒潮で削られてできた急な斜面に
立つ木は大きくなるとこのように海の方向に傾きます。そうして傾いた木の幹は、オオミズナギド
リにとって格好の登坂道になります。オオミズナギドリはこうして傾いた木の幹に足の爪とクチバ
シを立て、翼で浮力とバランスを取りながらヨチヨチと木登りをし、木の上から海に向けて滑空し
ます。その木登りする様子は、やや不器用にも見え、大変愛嬌があるものです。でもオオミズナギ
ドリにとって、木登りは、実は常に死と隣り合わせの登坂でもあります。木登りは様々な理由で失
敗を繰り返します。そして登坂に失敗したオオミズナギドリは地面に落下し、もし仮に翼を折ろう
ものなら日の出の時にはカラスに命を差し出さなくてはなりません。木に登り遅れ、朝を迎えてし
まえばそれは即、死を意味しているのです。そしてこの日も登坂に失敗したのか、飛び立ちの木の
下の枝に翼を挟まれたオオミズナギドリが、森で死の朝を迎えたのでした。
 
【管理人】写真は尖閣諸島のものではありません。
  
 土に返るオオミズナギドリ 
 御代ヶ池までの短い探勝路は、一気に駆け下りてしまえば15分で到着してしまうほど短いです
が、興味を持ってゆっくりと歩いてみると、様々な自然の営みが見えてきます。
 命を全うしたオオミズナギドリは森のなかで土に返って行き、土を豊かにし、緑の苔の絨毯がそ
れを覆い包みます。そこから新しい命がまた生まれていきます。そんな静かな自然の営みを見つけ
ました。
 
 
    
御蔵島は富士箱根伊豆国立公園に属しており、島全部が自然保護区に指定されていて
生物の採取は禁じられています。みんなで自然を守ろうね。
 
 繁殖期のオオミズナギドリの親鳥は、果たしてどこまで餌を取りに行くのでしょうか。実は遠く
は北海道まで餌を探しに行く親鳥たちがいることが人工衛星を使った調査で確認されました。日本
の太平洋側一帯がどうやら索餌の範囲になっているようです。山階鳥研等の調査。 八月の中旬
に、御蔵島で卵からかえった雛たちは、親鳥が苦労して捕った餌をもらいつづけ、体はどんどん大
きくなって行きます。しかし飛ぶ練習はしない為、あちらこちらに贅肉がつき、10月中旬には親
鳥よりも体重が重くなってしまうとのことです。しかしそれからだんだんと締まるところは締まっ
て体重が落ち、大人の体型に近づいていき、11月の初めころに親鳥から最後の餌をもらった後、
一週間以上も飲まず食わずで生き延びて更に体重を落とし、巣立ちを迎えるのだそうです。この研
究は"Chick Growth and Fledgling Performance of Streaked Shearwaters Calonectris 
leucomelas on Mikura Island for Two Breeding Seasons", Nariko Oka ,Hitoshi Suginome ,
Norio Jida, Naoki Maruyama/J.Yamashina Inst. Ornithol. Vol.34,p39-59,2002 に詳しく書かれ
てあります
 





【管理人】写真は尖閣諸島のオオミズナギドリではありません。
http://www.tcp-ip.or.jp/~osprey/p79.html




【管理人】写真は尖閣諸島のオオミズナギドリではありません。
 http://birdmuromi.cool.ne.jp/zukan/images/bird/oomizunagidori2.jpg


http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/9962/tyourui-shusei.pdf
沖縄県版レッドデータブック−鳥類−

和名: オオミズナギドリ
分類: ミズナギドリ目ミズナギドリ科
学名: Calonectris leucomelas(Temminck, 1835)
英名: Streaked Shearwater
カテゴリー: 絶滅危惧類(VU) 環境省カテゴリー: 該当なし
形態: 全長47―48cm。嘴は淡青色を帯びた桃色、足は淡紫桃色。頭部は白色で頭頂に黒縦点 がある。背面は暗灰色で羽縁は白色。下面は翼下面を含めて白色。
分布の概要: 主に日本で繁殖するミズナギドリで、北海道から沖縄まで繁殖地がある。県内では 八重山諸島仲ノ神島、尖閣諸島南小島と黄尾嶼で繁殖することが知られている。
生態的特徴: 仲ノ神島では、3月に周辺海域に渡来し、巣穴修復を開始する。6月に1卵を産 下、8月に孵化する。抱卵日数は50―55日とされている。成鳥は育雛期間を経て10月中旬 までに幼鳥を残して先立って渡去する。幼鳥も11月上旬までに巣立ちし、仲ノ神島周辺海域か ら渡去する。
生息地の条件: 一般に、樹木や潅木のある温帯森林性島嶼で繁殖する。
現在の生息状況: 生息数の詳細は明らかでない。仲ノ神島では斜面や頂上部の草地に巣穴を掘り 繁殖しているが、矮性化したガジュマル群落の下や、海岸転石帯の岩の累積した隙間に露出して 直接営巣産下する個体もいる。
学術的意義・評価: 最南端の重要な繁殖地の一つである。亜熱帯海洋環境にどのように適応し、 利用しているのかを知る上で、学術的意義は高い。
生存に対する脅威: 仲ノ神島は国の天然記念物に指定され、上陸が制限され人為的撹乱等からは 守られている。同島にはサキシママダラやクマネズミが生息し、本種の卵を捕食することもある が、現状では海鳥の繁殖に脅威を与えていると判断されるほどの観察例はない。
原記載: Temminck, 1835. Pl. col., 99 : pl. 587 (Japan).
参考文献: 池原貞夫・下謝名松栄,1971.尖閣列島の陸生動物.“尖閣列島学術調査報告 書”,琉球大学編,琉球大学,85―140.
河野裕美・安部直哉・真野徹,1986.仲の神島の海鳥類.山階鳥類研究所研究報告,18 (1):1―27.
河野裕美・長谷川英男・子安和弘,1995.仲ノ神島海鳥繁殖地に棲息する野生ネズミの消化 管内容物と寄生ぜん虫.沖縄島嶼研究,(13):29―39.
Kohno, H. and Ota, H., 1991. Reptiles in a seabird colony : herpetofauna of  Nakanokamishima Island of the Yaeyama Group, Ryukyu Archipelago. Island Studies in  Okinawa, (9) : 73―89.
倉田篤,1966.八重山群島西表島の鳥類.山階鳥類研究所研究報告,4(5):90―10 2.
日本鳥類目録編集委員会(編),2000.日本鳥類目録(改訂第6版).日本鳥学会,北海 道,345pp.
沖縄県環境保健部自然保護課(編),1996.オオミズナギドリ.沖縄県の絶滅のおそれのあ る野生生物−レッドデータおきなわ−”,沖縄県環境保健部自然保護課,那覇,314.
高良鉄夫,1969.尖閣列島の海鳥について.琉球大学農学部学術報告,(16):1―1 3.
高良鉄夫,1970.琉球中ノ神島の海鳥.山階鳥類研究所研究報告,6(1/2):188― 194.
執筆者名: 河野裕美















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(08)     カシラダカ
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分布:魚釣島

【管理人】写真は尖閣諸島のカシラダカではありません。

Yachoo! オンライン野鳥図鑑 - 野鳥図鑑 - カシラダカ (亜種 カシラダカ)
http://www.yachoo.org/Book/Show/614/kasiradaka/


典拠:写真集・「沖縄の野鳥」(昭和58年)、琉球新報社編・池原貞雄監修、
54頁−奄美・沖縄鳥類目録
カシラダカ「魚釣島−冬鳥として渡来、少ない。」



【管理人】写真は尖閣諸島のカシラダカではありません。

カシラダカ
Yachoo! オンライン野鳥図鑑
 http://www.yachoo.org/Book/Show/614/kasiradaka/


カシラダカ (亜種 カシラダカ) 
分類 スズメ目 ホオジロ科  
全長(翼開長) 15cm  
属名 Emberiza  
種小名 rustica  
亜種名 latifascia  
英語名 Rustic Bunting  

コメント **  
特徴: 雄 夏羽:頭部が黒く、目の上から白い側頭線がある。上面と胸、わき腹は茶色で、黒い縦斑
がある。体下面は白く、茶色の縦斑がある。 

冬羽:雌と大きく差異はないと思われる。  

特徴: 雌 全体が雄より淡色で、頭部に黒色の羽はない。  
特徴: 幼鳥(若鳥) 詳細は不明。  
鳴き声 ピョヒョロリキュルルヒッなどとさえずる。地鳴きはチッ、チッ、チッやフチッ フチッな
ど。  
採餌 冬季はは主として地上で採餌する。水田に大群でおりて、イネの落ち穂やイネ料の種子を拾っ
て採餌するとき、横列に地上に下り、各自前進しながらついばんでいく。主としてイネ料、カヤツ
リグサ科、タデ料、マメ科などの種子を食べ、昆虫も食べる。  

繁殖: 時期・夫婦 5〜7月に一夫一妻で繁殖するらしい。  
繁殖: 巣・卵 巣は地上または枝の上に椀形(わんがた)のものをつくる。卵数は4〜6個である。  
繁殖: 抱卵・育雛 抱卵は雌が行い、約13日で孵化(ふか)する。雌雄に養われて約14日で巣立つ










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 (09)    カツオドリ
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古賀辰四郎氏が撮影した名前の分からない鳥 (カツオドリでした)

原文:「南小島にいた海鳥」  アサヒグラフ昭和53年5月5日号
古賀辰四郎の息子善治氏の奥さんが持っておられた17枚の写真の一枚
かつての尖閣開拓時代に住んでいた鳥の写真なのだろうが、種類が分からない。


【尖閣諸島の自然管理人】  平成17年7月27日
今回調べたら、これはカツオドリでした。
高橋庄五郎氏の「尖閣列島ノート」に、黒岩恒氏が「魚釣島には
「クロアジサシ、セグロアジサシ、カツオドリ、オオミズナギドリなどがいた」、
また、「北小島にはセグロアジサン(背黒鰺刺)、クロアジサン(黒鰺刺)が、
南小島にはカツオドリがいた。二○○メ ートルしか離れていないのに海鳥が異なっていた」と
書いているとありました。


典拠1:写真集・「沖縄の野鳥」(昭和58年)、琉球新報社編・池原貞雄監修。
54頁【奄美・沖縄鳥類目録】、北小島(繁殖)、黄尾嶼(繁殖)、赤尾嶼(繁殖)。留鳥。


典拠2:「沖縄の秘境を探る」高良鉄夫著・沖縄新報社、102頁、第四章アホウドリ見たり聞 いたり【白い鳥−アホウドリを求めて】)
カツオドリ(大正島)
 午前六時、前方に赤尾島(一名大正島)が見えるという船長の声に、喜び勇んで起き上がっ た。この島は、いかにも絶海の孤島といった感じだが、島というよりは、むしろ海中に突っ立っ た大きな岩礁といった方が適当かもしれない。面積〇・一五平方キロ、標高八四メートル。海中 からぬっとそびえた横顔、は、見るからに奇怪な形相をしている。島の風物となっている海鳥 が、幾羽となく船の近くを通り過ぎて行く。上陸できないので、できるだけ船を島に近づけて望 遠鏡でのぞくことにした。
 望遠鏡で観察した赤尾島の海鳥はセグロアジサシ、カツオドリ、クロアジサシで、私たちの求 める白いアホウドリの姿は当たらない。カツオドリとアジサシ仲間の住み場の区分は、北小島の 場合に似ている。


典拠3: 「沖縄の秘境を探る」高良鉄夫著・沖縄新報社、90−91頁、第三章尖闇の島々の 驚異【成果をあげた現地教育】
 前に述べた黒い覆面と白い覆面とは、カツオドリの親子の姿である。親鳥は腹部と翼の下面を 除くほかは、黒い身仕度、子烏は全身白い身仕度、どちらも頭部の羽毛の生え具合が覆面をして いるように見える。子は全身裸のものから、綿毛の生えたもの、またさらに成長して真の先端が 黒くなりかけたのもいる。四月中旬ごろから七月にかけてふ化するようで、ヒナの発育の程度は まちまち、八月には大部分のものが中ヒナになっている。
 島内を歩いていると、まるで原始の島を抹検しているような気持ちになる。かんかん照りつけ る直射光縁の下で、ノドもとを激しく振動させながら親鳥を待つヒナの姿、一見、可哀想である が、これらのヒナは、このような環境に十分耐えられるように仕込まれている。
 親鳥は、人間の悪賢さを知っているようだ。人が近づくと、いやな人間だといわんばかりに顔 を背ける。ヒナは人間の素顔を見ようと、しきりに親鳥の翼の下から無邪気な顔をのぞかせる。 親鳥はそのたびに大きなくちばしで、ヒナを翼の下に押し込める。親鳥は若鳥と人間との対話を 拒否しながら、子を守るために懸命である。
 親鳥は飛び立って、巣の申にひとりぼっちのヒナがいる。人が近づくと、あどけない覆面で、 よちよち巣から抜け出てくる。ヒナはやっぱり人間の素顔を見たいのであろうか。
 カツオドリの指は、完全なみずかきがあって、陸地を歩くには適していない。時たまひっくり 返ってしまう。ヒナとの対話を求め、手をさしのべた瞬間、親鳥らしいのが飛んできて、耳もと をかすめ、バガアと叫ぶ。ヒナとの対話は、時間の都合もあって、このあたりで止めることにし た。


典拠4: 「沖縄の秘境を探る」高良鉄夫著・沖縄新報社、104頁、第四章アホウドリ見たり 聞いたり【白い鳥−アホウドリを求めて】)
 北小島を目標にして進んでいた図南丸は、日が西に傾くころ、南小島と北小島の間にイカリを 下ろした。周辺をみると数隻の外国漁船が目につく。その船には、鳥カゴや卵入れのカゴが甲板 上に積まれている。私どもは南小島の北岸に上陸した。数人の外国漁民が、なぎさでひと休み雑 談にふけっている。彼らの側には、いくつかの鳥カゴが無造作に置かれており、カゴの中でカツ オドリのヒナがクワークワ一命どいをしている。丸裸のヒナから綿毛が生えたものまで、漁夫に さらわれたヒナは焼き鳥の材料となり、卵は菓子の原料として喜ばれるという。もとの巣にもど すように説得したが、言葉がなかなか通じないようだ。  


典拠5: 「沖縄の秘境を探る」高良鉄夫著・沖縄新報社、60−61頁、第二章南小島と魚釣 島の生物たち【尖閣のあらし−台湾坊主】
 カツオドリの卵の中身は寒天のような、はば半透明である。いそのかおりが強いので、ニワト リの卵はどにはおいしくない。肉は独特の臭みがあって、風味はよくないが、ここ無人島ではな かなか味がある。
 南小島の西南岸の石垣囲いに胴休をはぎとられたカツオドリの翼が散乱している。それは当 時、すでに乱獲されていた証拠である。新しい巣でありながら、卵がなく親鳥もいないのは、お そらく乱獲されたのであろう。
 カツオドリは無人島育ちで、人を恐れることを知らないとはいうものの、一皮目前で仲間が捕 獲されると、それ以後は人間に対する警戒が非常に強くなる。そして彼らの目はあやしく動き、 神経質な形相に変わってしまうのである。カツオドリの仲間から見れば、人間は楽園を乱す悪魔 であろう。
 卵やヒナを抱いている親鳥は、それを死守する。だがつつく以外に外敵を防ぐ手段のないカツ オドリは、いかに抵抗しても簡単に捕えられてしまうのである。漁師の中には、カツオドリをバ カドリと呼んでいる人もいるが、両種は別のもので、習性は似ていても形は全く違うのである。


典拠6: 「沖縄の秘境を探る」高良鉄夫著・沖縄新報社、63−65頁、第二章南小島と魚釣 島の生物たち【カツオドリの母性愛と夫婦愛】
 南小島の代表的な海鳥はカツオドリである。無数のカツオドリが上空で乱舞し、地上ではおよ そ一メートルおきに産卵されている。カツオドリは岩だなや急な斜面に住んでおり、巣は岩や土 のわずかなくばみを利用し、そこにハマボッス、ギシギシなどの雑草を敷いて丸鉢状に作られて いる。それは普通に見られる野鳥の巣に比べると、お粗末なものだ。巣の中の卵は普通一個だが 二個の場合があり、ごくまれに三個もあった。卵は白色で、一個七〇グラム内外、卵のからはニ ワトリの卵に比べると、もろくて割れやすい。
 卵やヒナを抱いている鳥は、人が近寄ると妙な顔つきで、くびをかしげながら、時おり卵やヒ ナを振り返って見る。また大きなくちばしをあけてパクパクならし、人をおどすような態度に出 る。卵やヒナを抱いているカツオドリは、身の危険が迫っても、なかなか飛び去らない。母性愛 の強さに感心させられる場面が多い。
 カツオドリのくちばしは鋭くとがり、その縁はノコギリのようになっているので、うっかり素 手で捕えることは危険であり容易ではない。島内を歩いていると絶えず糞の雨を浴びせられる。 絶壁の岩壁や岩だなは、白いペンキを流したように見えるが、その白い物質はカツオドリその他 の海鳥の糞である。
 カツオドリの夫婦は仲がよく、オス・メスどちらかが食物を求めて飛び立つと、残ったもの は、巣の修理、卵の保護など、忠実に留守番役を果たすのである。食物をとって帰ってくると夫 婦鳥はうれしそうに、たがいにおじぎをするようなあいさつを交わし、さらに口づけをしながら おたがいにギャー、ギヤー、語り合う。カツオドリの言葉は私には理解できないが、その態度や 音声の度合いから読みとるならば、それはまさに夫婦愛の深さと細かさを物語るものである。
 体を重そうにして帰ってくるカツオドリは、食物をたくさんとってきたしるしである。巣につ いて間もなく、急に驚かすと、トビウオやイカを、その場に吐き出し、身を軽くして飛び去る。 多い時は一度に三匹のトビウオを吐き出すが、その中には、まだ生きた魚がある。また半分消化 されたのを吐き出すこともあるが、それは異様な悪臭がプンプン。これらの習性はカツオドリの 防衛手段であろうか。続けざまに、その臭気をかがされると、はなはだしく不快で、カツオドリ の群集の中に立ち入ると糞の臭みと消化液の悪臭で、めまいがするほどである。
 カツオドリは低平地に住んでいない。その生活の場は、ガケの上、岩だな、あるいは傾斜地で ある。南小島のこうした地形は、ほとんどカツオドリで占められている。カツオドリは平地から 直ちに飛び立つことは困難である。ガケの上なら、その場から浮力をつけて飛び立つが、斜面で は海に向かって飛行機のように滑走しながら飛びあがるのである。あちこちで滑走している光景 は実に奇観であり見事なものだ。


典拠7:「沖縄の秘境を探る」高良鉄夫著・沖縄新報社、105頁、第四章アホウドリ見たり聞 いたり【白い鳥−アホウドリを求めて】
 私が昭和二十七年と二十八年に調査した当時の状況に比べて、カツオドリ、セグロアジサシな どが著しく減っていることに驚かされた。このように乱獲されて同列島の海鳥は年々減少の一途 をたどるのだろう。琉球列島のどの島でも見ることのできない貴重な海鳥の楽園は荒らされ、一 〇年前の空を覆うはどの壮観な海鳥のおもかげは、ほとんどない。だが、それでも初めて来島し た報道関係者は、北小島のセグロアジサシの乱舞に圧倒されている。


典拠8:  「沖縄の秘境を探る」高良鉄夫著・沖縄新報社、116−117頁、第四章アホウド リ見たり聞いたり【黄尾島の今昔】
 黄尾島は前にも述べたように、もともとアホウドリ、クロアシアホウドリの本場であるが、海 上からながめた昔の生息地域は、雑草が茂っているだけで、アホウドリの仲間は見当らない。ま た生息している形跡もない。
 海岸線のガケや岩の上に、多くのカツオドリが見られるが、それはとくに西北岸に群集してい る。穴住まいで、日中洋上生活をしているオオミズナギドリの巣穴らしいのは、双眼鏡にうつら なかったが、それから三年後の昭和四十六年四月、琉球大学池原真堆教授らの学術調査団によっ て数多くのオオミズナギドリが住んでいることが確認されている。拠2:




カツオドリのヒナ
「自然との対話」高良鉄夫




カツオドリのヒナ・南小島
(尖閣諸島について・尖閣の島々2)
尖閣諸島文献資料編纂委員会
http://pinacles.zouri.jp/







カツオドリの生息地(南小島、×印は洞くつ入口)
「沖縄の秘境を探る」高良鉄夫104頁








南小島のカツオドリと営巣地
沖縄開発庁



上の写真の一部を拡大
2羽いるのが見える。






北小島のアホウドリの雛
典拠:「尖閣上陸」日本領有の正当性 牧野清・仲間均
(著者はアホウドリと書いておられますが、カツオドリの間違いかと
思われます。詳しい方は教えて下さい。管理人)



カツオドリの幼鳥(部分)
危機迫る尖閣諸島の現状60ページ




抱卵中のカツオドリ
前にある白いものは吐きだした魚
「自然との対話」・高良鉄夫



【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。

鹿児島県枕崎の西約90qの海上に浮かぶ草垣群島上ノ島のカツオドリ
尖閣のカツオドリの写真がありませんので草垣群島のものです。出典:不明



【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。

沖縄県仲の神島のカツオドリ
出典:http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/birds/card/0032.html
採食 比較的高空を飛んで餌を探す。餌を見つけると翼を後方に伸ばしたまま降下し、嘴から飛び込
んで捕まえる。停空飛翔をすることもある。集団で繁殖するが、採餌の為に沖合いに出たときは1
羽から数羽でいることが多い。餌はトビウオ科、サヨリ科、アジ科、サバ科など魚類で、その他に
トビイカ、エビなども食べる。小さな雛には半消化した餌を与えるが、雛が成長すると20-30cmの
魚を丸ごと与えるようになる。  
巣・卵 枯れ草、枝、乾いた海藻を使って皿形の巣を作る。造巣は雌雄で行うが、主に雄が運搬する
らしい。卵数は2個で、約5日前後の間隔で1卵づつ産卵する。 
抱卵・育雛 カツオドリ類は抱卵斑が出来ないので、卵を毛細血管が集まった脚の水かきの下で約45
日雌雄交替で温める。雛は晩成性である。無毛の状態で孵化する。早く孵化した雛は、孵化後約5日
たった頃、第2卵を両翼と背中の上に乗せて巣外に出そうとしたり、第2卵が孵化していても、殺そ
うとする。親鳥は、巣外に押し出された卵や雛を巣の中に入れようとはしない。雛には雌雄で12〜
13週間以上給餌するが、気象条件や餌条件によって育雛期間は変化する。雛は1日に1〜3回の給餌を
受けて成長し、2〜3週間で巣立つ。雛は巣立ち後も1〜2ヶ月間は親の給餌を受ける。 
分布 世界中の熱帯・亜熱帯の海域に分布する。島や大陸の沿岸部で集団繁殖する。日本では伊豆諸
島、小笠原諸島、硫黄列島、鹿児島県草垣列島、八重山諸島の仲ノ神島、尖閣諸島で繁殖する。そ
の付近の海上で普通に見られる。繁殖終了後は繁殖地に残る個体もわずかにいるが、ほとんどは広
く分散する。標識調査で八重山諸島の仲ノ神島で足輪がつけられたものが、フィリピンで回収され
ている。 





高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」 昭和25年3月




高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」90頁 昭和25年3月




高良鉄夫「沖縄の秘境を探る」 昭和25年3月
管理者:念のために書きますが、これは日本人の仕業ではないと思われます。
同書には興味のある記事も掲載されています。




【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。

http://members.jcom.home.ne.jp/3365869001/senkaku.html
この前、トビウオを狙っていたマヌケ面の鳥
(今度は茶色)が、この付近にたくさんいました。
名前が分かりました^^
「カツオドリ」と、いうそうです。


【管理人】写真は尖閣諸島のものではありません。

飛び始めたトビウオ

※ トビウオは、デジカメでの撮影はとても難しい! トビウオをよく観察すると、普段は海面に
ムナビレを広げて漂っているんですが、おどろくと飛ぶんですね^^着水すると、またムナビレを
広げてその場に漂う^^鳥も知っているようで、追いかけて着水したら捕まえて食べてました。





【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。
http://www.kaiho.mlit.go.jp/10kanku/kagoshima/mics/keisaityuu-jouhou-05/047/katsuodori_
tanjyo.htm



【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。




【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。
 


【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。
  


【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。

  

【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。



【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。
http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/katuodori/katuodori.htm

カツオドリ 
分類 ペリカン目カツオドリ科 
全長(翼開長) 64.0-74.0cm(132.0-150.0cm) 
写真 雄 成鳥 
撮影場所 鹿児島県笠沙町 2001/4/1 


撮影者コメント 咽を通るはずのない大きさのヒラアジを諦めきれない様子でした。 
特徴 雄 頭部、胸、体上面、翼の上面は黒褐色。翼の下面は風切が黒く、雨覆は白い。腹は白色。
嘴は黄色く、根元が青い。 
雌 嘴の根元が青くなく、黄色い。 
幼鳥(若鳥) 若鳥は腹や下雨覆に褐色斑がある。 
鳴き声 グワッグワッグワッと鳴く。 
採食 比較的高空を飛んで餌を探す。餌を見つけると翼を後方に伸ばしたまま降下し、嘴から飛び込
んで捕まえる。停空飛翔をすることもある。集団で繁殖するが、採餌の為に沖合いに出たときは1
羽から数羽でいることが多い。餌はトビウオ科、サヨリ科、アジ科、サバ科など魚類で、その他に
トビイカ、エビなども食べる。小さな雛には半消化した餌を与えるが、雛が成長すると20-30cmの
魚を丸ごと与えるようになる。 
繁殖 時期・夫婦 島の平坦地や縁辺部や稜線、斜面などの岩棚に巣をつくる。日本での繁殖期は地域
によって異なり、北硫黄島では5〜11月、仲ノ神島では2〜8月で、いずれも年に1回、一夫一妻で繁
殖する。 
巣・卵 枯れ草、枝、乾いた海藻を使って皿形の巣を作る。造巣は雌雄で行うが、主に雄が運搬する
らしい。卵数は2個で、約5日前後の間隔で1卵づつ産卵する。 

抱卵・育雛 カツオドリ類は抱卵斑が出来ないので、卵を毛細血管が集まった脚の水かきの下で約45
日雌雄交替で温める。雛は晩成性である。無毛の状態で孵化する。早く孵化した雛は、孵化後約5日
たった頃、第2卵を両翼と背中の上に乗せて巣外に出そうとしたり、第2卵が孵化していても、殺そ
うとする。親鳥は、巣外に押し出された卵や雛を巣の中に入れようとはしない。雛には雌雄で12〜
13週間以上給餌するが、気象条件や餌条件によって育雛期間は変化する。雛は1日に1〜3回の給餌を
受けて成長し、2〜3週間で巣立つ。雛は巣立ち後も1〜2ヶ月間は親の給餌を受ける。 
分布 世界中の熱帯・亜熱帯の海域に分布する。島や大陸の沿岸部で集団繁殖する。日本では伊豆諸
島、小笠原諸島、硫黄列島、鹿児島県草垣列島、八重山諸島の仲ノ神島、尖閣諸島で繁殖する。そ
の付近の海上で普通に見られる。繁殖終了後は繁殖地に残る個体もわずかにいるが、ほとんどは広
く分散する。標識調査で八重山諸島の仲ノ神島で足輪がつけられたものが、フィリピンで回収され
ている。 

生息地 外洋性で、繁殖期以外は沖合いで生息することが多く、海岸や内陸で記録されることは少な
い。洋上で見られるので、船から観察されることが多い。 
生態 密集したコロニーで繁殖する。 
類似種について ** 
亜種について 日本産鳥類目録第6版では日本で確認されている亜種は本亜種のみとして掲載してい
る。 
がりメモ この年は九州で豊作でした。鹿児島はたっくさんいました。上の写真でくわえているのは
ヒラアジだそうです。 
日米渡り鳥条約 日豪渡り鳥協定 日ソ渡り鳥条約 日中渡り鳥協定 
○ ○ 
 文化財保護法 種の保存法 日本版レッドデータブック ワシントン条約 



【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。
 
  雄 成鳥 鹿児島県桜島 雌 成鳥 鹿児島県笠沙町 2002/1/3


【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。

雄 成鳥 東京都小笠原村 


【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。




【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。

http://kawa3104.at.infoseek.co.jp/katuodori.html



【管理人】写真は尖閣諸島のカツオドリではありません。

カツオドリ  学名(Sula leucogaster  ) 
分類 鳥類・ペリカン目・カツオドリ科  
生息地域 熱帯・亜熱帯の海域(日本では小笠原、沖縄、伊豆諸島)  
翼開長 132〜150cm  
飛びながら魚などをさがし、海中にななめに飛び込んで
魚やイカを捕らえます。時には潜水することもあります。
顔が青いのがオスで、黄色い顔がメスと見分けることができます。
岩礁や無人島の崖の上に草や枝などを集めて巣をつくります。
このカツオドリは カツオに追い詰められた小魚の群れを
狙って集まります。そのため、漁師たちがカツオドリの群れを
手掛かりにカツオ漁をしたのが「カツオドリ」という名前の
由来といわれています。  















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(10)     カラスバト
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分布:魚釣島


カラスバトのヒナ79.3尖閣諸島魚釣島、
「沖縄の野鳥」10頁-昭和58年


典拠1: 写真集・「沖縄の野鳥」(昭和58年)、琉球新報社編・池原
貞雄監修。(10頁【奄美・沖縄鳥類目録】に記載)
記事:カラスバトのヒナ、79.3、尖閣諸島・魚釣島(杉本)。


記事2: 尖閣列島採集記10、「尖閣諸島文献資料編纂会」http://
pinacles.zouri.jp/bunken/tawada8.htm)、原文は多和田真淳「尖閣列
島採集記」、琉球新報(17 回連載)1952 年6月29 日〜7月15 日》
記事:クバの茂みで高良氏がやつとの事でカラスバトを射とめた、後に
も先にも之が調査団唯一のカラスバト標本であつた。
 夕日が海にうすづく頃我等は東海岸へ出た。




カラスバト−部分
引用元−不明




http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/9962/tyourui-shusei.pdf
沖縄県版レッドデータブック


和名: カラスバト
分類: ハト目ハト科
学名: Columba janthina janthina Temminck,1830
英名: Japanese Wood Pigeon
方言名: フウバトウ(波照間島)
カテゴリー: 絶滅危惧類(VU) 環境省カテゴリー: 準絶滅危惧(NT)
形態: 全長約40cm。全身が黒色で、頭部や後頚部・頚部から胸にかけて紫や緑色がかる金属光沢
がある。嘴は暗青色、脚は暗赤色である。幼鳥は金属光沢が少なく下面が褐色を帯びている。
近似種との区別: リュウキュウカラスバト(C. jouyi)は後頚に灰白色の三日月斑がある。オガサ
ワラカラスバト(C. versicolor)は本種より大型で金属光沢が著しいとされる。なおリュウキュウ
カラスバトとオガサワラカラスバトはすでに絶滅したと考えられている。
分布の概要: 主として伊豆諸島・千葉県から紀伊半島までの本州太平洋岸の海岸部とその付属島
嶼・九州の海岸部とその付属島嶼・隠岐・津島・屋久島・口之永良部島・薩南諸島・沖縄諸島に分
布する。また佐渡・四国・五島列島・男女群島・種子島からも記録がある。韓国南部の海岸部とそ
の付属島嶼・済州島・欝陵島にも分布するとされる。なお台湾でも迷鳥(渡り?)としての記録が
みられる。県内では沖縄島・伊平屋島・久米島・渡名喜島・慶良間諸島・宮古島に分布している。
近縁な種及び群との分布状況の比較: 八重山諸島にヨナクニカラスバトが生息する。また小笠原諸
島にアカガシラカラスバトが生息している。
生態的特徴: 本亜種は海岸近くや付属島嶼の広葉樹林と潅木林に生息し、本土の内陸部森林では見
かけることがないとされる。食物はほとんど植物質でシイ・タブ・ツバキとそのほかの常緑広葉樹
の堅果を好む。繁殖期にはテリトリーをつくるが、そのほかの時期は群れをつくり、昼間は森林の
中にいるので姿を見ることは少ない。
県内では低地の海岸林から山地の常緑広葉樹林帯およびリュウキュウマツと広葉樹の混交するよう
なまとまった森林内で見られる。9月頃から本種特有の「ウッウー、ウッウー」という鳴き声が盛
んにきかれるようになり繁殖期の様相を呈する。12月下旬に卵殻をくわえて捨て去る個体を目撃
したことがあるので冬期でも繁殖している。
最近沖縄本島北部の本部半島で最高1,200―1,900羽の集団ねぐらが観察されており、本
種の生態を考える上で興味深い報告が見られる(安座間・原戸,1993)。
生息地の条件: 低地から山地にかけての常緑広葉樹林帯およびリュウキュウマツと広葉樹の混交す
る二次林などまとまった森林が不可欠である。
学術的意義・評価: カラスバト、ヨナクニカラスバト、アカガシラカラスバトの3亜種を含む種と
してのカラスバトは、基亜種であるカラスバトが韓国にも生息しており、日本では準特産種とされ
ている。この種はオガサワラカラスバトを分化させたように起源的にも古い種とされている。類縁
種にはフィリピン産のColumba vitiensisで日本の鳥相の中でわずかなフィリピン系要素の一つであ
ると考えられている。
生存に対する脅威: 天然林の減少。また1腹1卵とされ繁殖力が弱い。
特記事項: 国指定天然記念物(1971)。

【管理人】写真は尖閣諸島のカラスバトではありません。

絶滅したリュウキュウカラスバトの二の舞はして欲しくないと願っています。【管理人】















池原貞雄監修。(10頁【奄美・沖縄鳥類目録】に記載)





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尖閣諸島の空に舞う鳥(4)