尖閣諸島の動植物の絶滅危惧種の調査、
保全と再生と情報の開示を求める
あまり知られていませんが、尖閣諸島には700種ほどの生物がいると言わ
れています。そして、その地理上の関係から尖閣諸島には独自の生物が少なか
らずいます。その中には環境省の絶滅危機種に指定されているものもありま
す。
2003年、日本生態学会が「魚釣島の野生化ヤギの排除を求める要望書」を提
出しました。それにも関わらず今に至るも政府は何も手を打っておりません。
当時既にヤギは数百頭になっていたと言われています。かつて尖閣諸島のア
ホウドリは絶滅しました。その原因は乱獲と言われていますが、本当の原因は
それだけではなく、かつて南小島に住んでいた者が飼っていた猫が野生化し、
それが数を増し、ついには一時期3000頭にもなって、鳥を食い荒らしたと言わ
れています。アホウドリの二の舞を許してはならないのです。
尖閣諸島は政府の所有物ではありません。日本国のものであって、政府はそ
の管理者です。委託しているのは国民です。政府の怠慢はもはや許される範囲
を超えています。政府は一刻も早い調査と保護と尖閣諸島の生態系の再生、そ
して情報の国民への開示を為す義務があります。それで初めて日本は尖閣は我
が国のものと主張できるのです。
|